未来のわたしから
きのう、ある人から
「未来のきみは、いまのきみに、なんて言うかな」
と、突然言われて
うーん、と、考えこんでしまいました。
けれど、いまのわたしが、過去のわたしに言いたいことはいっぱいある。
ダンスなんかだいきらいだったのに、おどるのが大好きになっていること。
一生恋人なんてできないとおもっていたのに、わたしを愛してくれるひとがあらわれてくれたこと(ま、いろいろあるけどね!)
14歳のわたしをなぐさめてくれたふるい音楽のことを、語れるひとたちとであえたこと。
大好きなフォークシンガーといっしょにおさけをのんだこと。
本を出版したこと。
「死にたい」
「消えてなくなりたい」
「輪廻を絶って、たましいのかけらすらのこしたくない」
ながいこと、そうおもっていたのに
いまでは、
「生きていてよかった」
そう言える。
だから、いちばんきつかった十代のわたしには
「よくがんばったね」
と言ってあげたいし、
「人生って、なにが起こるかわからない」
そのことばを、またかみしめる。
だからきっと、未来のわたしも
いまのわたしが想像もつかないところにいて、
そこから、いまのわたしが体験していることを、
なつかしくおもいかえしているのだろう。
そして、
「大丈夫、がんばれ」と
応援してくれているはずだ。
ちいさな奇跡をつみかさねて、
わたしたちはここまできた。
そして、また、すこしずつ、
歩をすすめ、道をひらく。
大丈夫。
いいことがまってるよ。
いまのあなたは、過去のあなたに、なんと声をかけますか?
未来のあなたは、いまのあなたに、なんと言ってくれるでしょう。
Love,
Durga