「からだの声」、聴いていますか?
クリスマスですね。
きのうのクリスマスイブ、瞑想会をお休みしました。
前日からからだがだるくて、もしや…?と思い、早めに就寝したのですが、
起きてもだるさは消えず、しかもクラっとして。
「きょう瞑想会なのにな…」
「ギリギリまで寝たら治るかな」
「がんばれば行けるだろう!」
「でもさむいよ」
「コロナだと思われたくないな…」
「でもホームページに『体調不良のひとはこないでね』って書いてるじゃん。主催者がまもらにゃしめしがつかん!」
などなど…
あたまのなかで、「行く」派と「休む」派のディベート(笑)さながら、
いろいろなおしゃべりがはじまりました。
あーだこーだと答えの出ぬまま、決め手となったのは、
「きょうは寝たいよ!」
というからだの声。
そのひと声に、マインドさんは
「ハイ、わかりました!」とおとなしくなったのでした。
参加予定のみなさんに連絡をすませたあとは、布団に入ってぐっすり。
ほんとうに、よく寝たな~。
おかげで今日はすがすがしい気分です。
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瞑想会にかぎらず、学校や会社、なにかの約束をキャンセルするって、
とても勇気がいることだったりします。
コロナが流行るまえだったら、熱があってもムリして行くことが当たり前だったりしましたよね。
むしろ「そのくらいで休むな!」と言われたり…
いまは「ブラック企業」とか「過労死」が問題視されていますが、昭和の時代はもっと「努力!」「忍耐!」ということばが美徳とされ、いまより無理を強いられることが多かったかもしれません。
むかしのスターや役者さんが、「平均睡眠時間1時間だった」とか「血尿がでるまではたらいた」とか話していたりしますよね…。
たしかに熱量を持って動けば結果は出るものですが、からだの声を無視していればその代償もおおきいものです。
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さて、いつもムリしがちなわたしが、今回「からだの声にしたがってみよう」と素直に思えたのは、この本のおかげでもあります。
こころでからだの声を聴く―ボディ・マインド・バランシング (市民出版社)
「瞑想」をしていると、
つい 精神的な部分>>>からだ
なんてとらえがちになります。でも、わたしたちは、からだがあってこそ、いまこの生を楽しめているんですよね。
身体は魂の目に見える部分であり、魂は身体の目に見えない部分だ。
身体と魂は、まったく分離していない。
それは互いの一部であり、それらはひとつの全体の一部だ。
あなたは身体を受け容れ、あなたは身体を愛さなければならない、
あなたは身体を尊重しなければならない、
あなたは自分の身体に感謝しなければならない。
からだはわたしたちのもっとも身近な存在。もっとも身近な神聖なる存在です。
運動、食事、睡眠、セックス、タバコ、病気……
からだと「仲良くなる」という視点をもってかかわっていけば、からだはよき人生の伴走者となり、もっと毎日がラクになっていくことでしょう。
からだにじぶんから、歩み寄っていこうね。
ところでこの本、からだに関するOshoの講話の抜粋が収録されているだけでなく、
OSHO瞑想セラピーのひとつ
「心身への語り掛け――忘れられた言語を思い出す
Reminding Yourself of the Fogotten Langage of Talking to Your BodyMind」
の誘導瞑想CDもついているんです。
実際はファシリテーターのガイドで7日間行われるセラピーを、自宅で体験できるなんでうれしい!それを思えば、本もお買い得!
ガイダンスを聴くだけで自然に瞑想に入れるので、初心者の方にもおススメ。瞑想に興味がなかった人がこのCDを聴いただけで、勝手に変容しちゃった例を知っています(いつか書くね)。
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からだに意識を向ける手法では、マインドフルネスの「ボディスキャン」も有効です。これについても、あらためて書きますね。
では、体調も回復したので、きょうはクリスマスを楽しみます!
からだの声を聞きつつ、食べすぎには気をつけて(笑)
みなさんも、どうぞよいクリスマスを!
Love,
Durga
12/29(火)は今年最後の瞑想会!あたらしい年に向けて生まれ変わりましょう♪
ゴールデンライト瞑想、19日目です。寝落ちしながら続いてます(笑)