どぅるちゃん日記

Prem Durga:Osho Sannyasin 瞑想のあしあと

本を読まない読書会

というのをやります。

今回が2回目。この会についての思いは前回の案内で書きました。

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durdur.sakura.ne.jp

ほんとに、十代のときから本ばかり買っていた(子どものときは親に買わせていた)けれど、実際に「読み込んだ本」って数少ないですね。

手垢だらけで、カバーもやぶれて、ボロボロになった本でも、今は手元になかったり、数十年ぶりに読み返すと意外と内容を覚えていなかったりします。

でも、どこか自分の血肉になっているのでしょう。

この会のテキストである『The book of secrets(タントラ秘法の書)』は、経典『ヴィギャン・ヴァイラブ・タントラ』でインドのシヴァ神が恋人のデヴィに伝えた112の瞑想技法と、それについてのOshoの解説で構成されています。

つまり、瞑想の本。

さあ、ここがくせものです。

この本を読むことは、果たして瞑想の代わりになるでしょうか?

世にあまたある精神世界の本。たとえば、クンダリーニ覚醒のメカニズムや体験について、本から情報を得ることは有益だし興味深くもある。
でも、そんな「知識」があることと、実際に自分が経験したかどうかは別なのです。

『The book of secrets』の原書はぶあつく、日本語訳で10巻にのぼるので、それを読破したとして……そりゃすごいんだけど、『カラマーゾフの兄弟』とか長編小説を読破するのとは、またちょっとちがうような気がします。

この112の瞑想技法、スートラ自体はとても短いです。一瞥しただけでは簡単ですぐにできるだろうと思いがちです。
でも、それを実際やってみると、決してそうではないことにすぐ気がつくことでしょう。

『The book of secrets』は、とてもすばらしい本です。でも、「読んで満足」して終わってしまったら、とてももったいない。
実践なくして、先人が用意してくれた112の扉から、その中にまで入っていくことはできないのです。

しかしながら、わたしは何を教えることもできません。特別なテクニックや秘儀伝授は期待しないでください。といって、ただ座っているだけでもありませんが。
そして、一日で何かがわかる、ということも期待しないでください。

「ひたすら地味ーな瞑想会」。ある意味、つまんねー瞑想会です(笑)。

それでもこの経験は、どんな瞑想をするにあたっても、必要かつ大切なことの基礎になるという確信があります。

リンク先にも案内があります。こちらもどうぞお読みいただき、おもしろそうだと思ってくれたならうれしいです。

durdur.sakura.ne.jp

五感と第六感で読む
「ヴィギャン・ヴァイラブ・タントラ(タントラ秘法の書)」Part.1-2

5/26(日)18:30~21:30(予定)
会場:東銀座近郊
参加費:3,000円(再受講:1,500円)

内容
・本についてのガイダンス
・スートラ1,2,5の実践(呼吸の技法)
・Osho講話(音声)「Vigyan Bhairav Tantra
etc…

テキスト

内なる宇宙の発見―ヴィギャン・バイラヴ・タントラ (タントラ秘法の書)

※事前にお読みいただく必要はありません。むしろ読まないで(笑)

お問い合わせは info☆pmdur.gmail.com まで。
FBにもイベントページがあります↓

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ちなみに、むかし『カラマーゾフの兄弟』は読破しましたが、『The book of secrets』はまだ読破してないです(笑)