どぅるちゃん日記

Prem Durga:Osho Sannyasin 瞑想のあしあと

未来のわたしから

きのう、ある人から

「未来のきみは、いまのきみに、なんて言うかな」

と、突然言われて

うーん、と、考えこんでしまいました。

けれど、いまのわたしが、過去のわたしに言いたいことはいっぱいある。

ダンスなんかだいきらいだったのに、おどるのが大好きになっていること。
一生恋人なんてできないとおもっていたのに、わたしを愛してくれるひとがあらわれてくれたこと(ま、いろいろあるけどね!)
14歳のわたしをなぐさめてくれたふるい音楽のことを、語れるひとたちとであえたこと。
大好きなフォークシンガーといっしょにおさけをのんだこと。
本を出版したこと。

「死にたい」
「消えてなくなりたい」
「輪廻を絶って、たましいのかけらすらのこしたくない」

ながいこと、そうおもっていたのに

いまでは、

「生きていてよかった」

そう言える。

だから、いちばんきつかった十代のわたしには

「よくがんばったね」

と言ってあげたいし、

「人生って、なにが起こるかわからない」

そのことばを、またかみしめる。

だからきっと、未来のわたしも
いまのわたしが想像もつかないところにいて、
そこから、いまのわたしが体験していることを、
なつかしくおもいかえしているのだろう。

そして、

「大丈夫、がんばれ」と

応援してくれているはずだ。

ちいさな奇跡をつみかさねて、
わたしたちはここまできた。
そして、また、すこしずつ、
歩をすすめ、道をひらく。

大丈夫。
いいことがまってるよ。

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いまのあなたは、過去のあなたに、なんと声をかけますか?
未来のあなたは、いまのあなたに、なんと言ってくれるでしょう。

 

Love,
Durga

 

1月の五反田瞑想会について

おしらせ

ここ数日の世のなかの状況を鑑み、1月の五反田瞑想会はお休みします。
2月に関しては、宣言明けのようすを見て判断いたします。

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とはいえ、こんなときだからこそ、瞑想がたいせつ。
気軽に参加できるオンライン瞑想会を準備中です。どうぞお待ちください。

ただでさえ体調を崩しやすい時季ですので、どうぞみなさんおからだいたわってくださいね。

Love,
Durga

 

今年を俯瞰する

こんにちは、ドゥルガです。

街も通常運転になってきましたね。
フレッシュ気分でがんばりましょう~!

さて、新年を迎えるにあたり、気になるのが「今年の運勢」!
初もうででのおみくじや、石井ゆかりさんの「筋トレ」、しいたけ占い……。
すっかり定番ですね。みなさんすでにチェックしているんじゃないでしょうか。

わたしはブース占い師をしていましたが、お正月には小学生や高校生も足を運んでくれていたのを思い出します(意外と男の子が多い!)

せっかくなので、わたしもカードを引いてみました。使ったのはもちろん「OSHO禅タロット」です。

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うーん…。
なかなか強烈なカードがそろってます。

「OSHO禅タロット」は独特の絵柄なので、女の子に「キャ~こわ~い!」なんてよくいわれてましたね(笑)。

スプレッドは、マンガラ・ビルソンによるトートタロット解説書『直感のタロット―意識のためのツール』に載っている「カレントライフ」を採用しました。

ちょっと、ことばが独特です。

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 「OSHO禅タロット」は、未来予知的な“占い”ではなく、あくまで「今」起きていることを見るカードですが、「2021年にわたしが直面する必要があること」として見てみます。

中央「概観」の「手放し」
その上「ピークエクスペリエンス(最高の体験)」の「稲妻」からして、
いましがみついている「何か」を手放さざるを得ない状況に置かれそうです。

じぶんの古傷を受け容れ、癒す(物の見方)。
その体験を味わうことに焦点を当てがちだけど(マインド)、実はそれは「愛」を学び育むためのプロセス。そう認識することで現象の受け取り方が変わってくるはず(新しい見方)。

今年はパートナーとの関係性のなかで、学んでいくことが多そう。 
「性エネルギー」に「抑圧」、「主な関係性」に「マスター」が出ていることから、なかなかハードな学びとなりそうですね(笑)。
抑圧されたフラストレーションを、どう昇華させるか。使い方によっては、人生をひっくりかえすことができる。
コミュニケーションにおいては、じぶんの道徳観をモノサシにしそうだから注意。

誰でも持っている有形無形の“宝”。それを惜しみなくシェアすることが脱皮の鍵になりそう(スピリチュアルメッセージ)。まだまだ足踏みしそうだけど(内面の自己)、古いじぶんはいずれ崩壊せざるを得ません。

その過程では、何らかのジレンマが起こる。白黒はっきりつけるのではなく、相反するものをまるごと受け止めることが課題となりそう。

仕事は「完成」し、ひとつの区切りを迎える。からだの「円熟」とは、更年期のことかもしれません(アラフィフなので)。

……と、わたしのリーディングはこんな感じで。
なんだかピンとこないかもしれませんね。
「カレントライフ」の説明をしていないこともありますが、あくまでも、わたくしごとですから。

本人は、カードのなにげないひとことに、こころ動かされています。
禅タロットって、そんなカードです。

ちなみにわたしにとって今回の結果は
「あ~まいったな~」
というかんじ(笑)。

じぶんのなかで、棚上げしていることがズバリ出てきたりするんですよね。

だから鑑定では

「じぶんの考えていることが整理された・再確認できた」
「第三者の視点で状況を捉えることができた」

といった声が多いのです。

というか、じぶんのなかにあることしか出ません。

そういうと、ありがたみがなくなっちゃうような気がしますね。

でも答えは、じぶんのなかにあるのだから。

 

わたしのことだけでは何なので、このブログを読んでくれたみなさんへのメッセージとして、1枚引いてみました。

カードはこれです。

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SILENCE(沈黙)

沈黙とは、じぶんの内側との対話。
心や感情とつながること。
なにも動かず、なにも語らずとも、とても豊かな時間です。
そのひとときを通して、もっと深く、もっとひろい「全体」へとつながることができるでしょう。

あなたのなかに、どんな「音なき音」が響いているでしょうか。
感じてみてね。

Love,
Durga

 

☆購入されるときは、箱が大きいタイプがおススメ!
(解説書が大きくて見やすく、しかもイラスト入りなのです)

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T0215 【あなたを導く禅の思想】Osho Zen Tarot 和尚禅タロット 日本語版

☆カレントライフスプレッドの詳しい説明はこちらを。「意識のツール」としてトートタロットを捉え、カレントライフの項目に即し独自の解読法を示した解説書です。

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マンガラ・ビルソン:著 伊藤アジータ:訳
『直感のタロット―意識のためのツール』(市民出版社)

 

 

まいにちがお正月

2021年になりました。

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お正月、いかがお過ごしでしたか。

今年は例年よりも、しずかに過ごしたという方も多いでしょう。
それでも、年末年始は一大イベント。
いつもとちがった時間をたのしめたことと思います。

早起きして初日の出を拝んだり、おせち料理をたのしんだり、
ゆっくり家族や恋人、友達との時間を満喫したり…

ダラダラテレビやネットを見ていたひともいるかな。
あっ、それは大みそかのわたしです(笑)

飲みすぎで二日酔い、三日酔いのひとは?
それはわたしの彼(笑)

バーゲンで買い物しすぎちゃったひとは?
それはかつてのわたし。

そんなこんなも、
「いいじゃない、お正月だもの」
のひとことで、帳消しです(笑)

いつもできなかったこと。
がまんしていたこと。
セーブしていたこと。

あとで後悔したって、いいじゃない。
そこには「やってみた」という満足があったし、
それによって「得られるもの」もわかった。
ひとつの経験です。

またくりかえすかどうかは、じぶんしだいで(笑)

こんな調子で、いろんなことに「はめをはずしてみたい」とおもうのです。

「一度はやってみたい」

そうおもっていることに、

「いいじゃない。一度きりの人生だもの」

と、許可を出してあげたいのです。

年の初めに抱負や計画、目標を立てるのは、まるでじぶんが生まれ変わったような、生まれ変われるような気がするからではないでしょうか。

それが日を追うごとに、その気持ちがうすらいでいっちゃうんですよね…
「めんどくさいから、このままでいいか」と。

でも、まいにちがあたらしい日々。
まいにち、そのときどきに、わたしたちはあたらしくなれます。

これからお正月ムードはどんどん消えて、いつもの日々がはじまります。
「いつものじぶん」に戻ってもいいけど、じぶんにおおらかになれたこの気分をおもいだして、どんどんあたらしいことにチャレンジしていきませんか。

わたしもそうします。
年女だしね! 

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あたらしいあなたのはじまりに乾杯!

Love,
Durga

 

ゆく年、くる年

きのう、4人の参加者さんたちとともに、今年さいごの瞑想会を終えました。

Focus on Fire…燃えたね

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4thステージのダンスは、まさに生のよろこびだったなあ、としみじみしております。

今年は世界規模でいろんなことがあって、
瞑想会も変化を余儀なくされました。
来年も、ますますよのなかはうごいていくことでしょう。

1月の予定は、まだ出せずにいます。
コロナを気にするひと、気にしないひと、
どちらの側にも立ってみて、決断したいのです。
どうぞ、年明けまでお待ちください。

それでも動きは止めることなく、瞑想会はつづけます。
ときには「どぅるちゃん瞑想会」とはちがうかたちをとるかもしれません。
まだであったことのないひとたちの窓口となるために。
オンラインの準備もはじめます。

参加してくれたみなさん、ちがう場所からエールを送ってくれたみなさん、ありがとうございました。
また来年、みなさんと瞑想できるのを楽しみにしています。

よいお年を!

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Love,
Durga

「からだの声」、聴いていますか?

クリスマスですね。

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きのうのクリスマスイブ、瞑想会をお休みしました。

前日からからだがだるくて、もしや…?と思い、早めに就寝したのですが、
起きてもだるさは消えず、しかもクラっとして。

「きょう瞑想会なのにな…」
「ギリギリまで寝たら治るかな」
「がんばれば行けるだろう!」
「でもさむいよ」
「コロナだと思われたくないな…」
「でもホームページに『体調不良のひとはこないでね』って書いてるじゃん。主催者がまもらにゃしめしがつかん!」

などなど…
あたまのなかで、「行く」派と「休む」派のディベート(笑)さながら、
いろいろなおしゃべりがはじまりました。

あーだこーだと答えの出ぬまま、決め手となったのは、

「きょうは寝たいよ!」

というからだの声。

そのひと声に、マインドさんは

「ハイ、わかりました!」とおとなしくなったのでした。

参加予定のみなさんに連絡をすませたあとは、布団に入ってぐっすり。
ほんとうに、よく寝たな~。
おかげで今日はすがすがしい気分です。

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瞑想会にかぎらず、学校や会社、なにかの約束をキャンセルするって、
とても勇気がいることだったりします。

コロナが流行るまえだったら、熱があってもムリして行くことが当たり前だったりしましたよね。
むしろ「そのくらいで休むな!」と言われたり…

いまは「ブラック企業」とか「過労死」が問題視されていますが、昭和の時代はもっと「努力!」「忍耐!」ということばが美徳とされ、いまより無理を強いられることが多かったかもしれません。

むかしのスターや役者さんが、「平均睡眠時間1時間だった」とか「血尿がでるまではたらいた」とか話していたりしますよね…。

たしかに熱量を持って動けば結果は出るものですが、からだの声を無視していればその代償もおおきいものです。

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さて、いつもムリしがちなわたしが、今回「からだの声にしたがってみよう」と素直に思えたのは、この本のおかげでもあります。

こころでからだの声を聴く

こころでからだの声を聴く―ボディ・マインド・バランシング (市民出版社)

「瞑想」をしていると、

つい 精神的な部分>>>からだ

なんてとらえがちになります。でも、わたしたちは、からだがあってこそ、いまこの生を楽しめているんですよね。

身体は魂の目に見える部分であり、魂は身体の目に見えない部分だ。
身体と魂は、まったく分離していない。
それは互いの一部であり、それらはひとつの全体の一部だ。
あなたは身体を受け容れ、あなたは身体を愛さなければならない、
あなたは身体を尊重しなければならない、
あなたは自分の身体に感謝しなければならない。 

からだはわたしたちのもっとも身近な存在。もっとも身近な神聖なる存在です。

運動、食事、睡眠、セックス、タバコ、病気……

からだと「仲良くなる」という視点をもってかかわっていけば、からだはよき人生の伴走者となり、もっと毎日がラクになっていくことでしょう。

からだにじぶんから、歩み寄っていこうね。

ところでこの本、からだに関するOshoの講話の抜粋が収録されているだけでなく、

OSHO瞑想セラピーのひとつ

「心身への語り掛け――忘れられた言語を思い出す
Reminding Yourself of the Fogotten Langage of Talking to Your BodyMind」

の誘導瞑想CDもついているんです。

実際はファシリテーターのガイドで7日間行われるセラピーを、自宅で体験できるなんでうれしい!それを思えば、本もお買い得!

ガイダンスを聴くだけで自然に瞑想に入れるので、初心者の方にもおススメ。瞑想に興味がなかった人がこのCDを聴いただけで、勝手に変容しちゃった例を知っています(いつか書くね)。

こころでからだの声を聴く

 こころでからだの声を聴く―ボディ・マインド・バランシング

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からだに意識を向ける手法では、マインドフルネスの「ボディスキャン」も有効です。これについても、あらためて書きますね。

 

では、体調も回復したので、きょうはクリスマスを楽しみます!
からだの声を聞きつつ、食べすぎには気をつけて(笑)

みなさんも、どうぞよいクリスマスを!

Love,
Durga

 

12/29(火)は今年最後の瞑想会!あたらしい年に向けて生まれ変わりましょう♪

durdur321.hateblo.jp

ゴールデンライト瞑想、19日目です。寝落ちしながら続いてます(笑)

durdur321.hateblo.jp

 

 

 

 

「死」を思う

こんにちは、ドゥルガです。

スピリチュアル的には、きょうは特別な日だなんて、いわれたりもしていますが、
わたしにとっては、日常がつづいています。

それでも今年は、たしかに大変な年でしたから、
年末をむかえるにつれ、世のなかや自分自身のなにかが移行していくような、そんな体感がある方も多いのではないでしょうか。

12月29日(火)の瞑想会では、「Focus on Fire」という瞑想をやります。
「死の瞑想」ともいわれている人気の瞑想です。

これはおなじみ『ヴィギャン・バイラブ・タントラ(タントラ秘法の書)』から。

スートラ79

火が体をずっと昇っていくのを注視する……
爪先から上に昇り、体を焼き尽くして灰にするまで……
あなたを除いて。

スートラ80

みせかけの世界が燃えて灰になることを瞑想する、
そして、人間以上のものとなれ。

『光と闇の瞑想 タントラ秘法の書7』市民出版社

この2つの技法を、Veet Marcoの音楽に乗せて行います。

→→詳しくはMarcoのサイト「Meditantra」へ。

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自分が燃えていく、つまり「死」ですね。

怖い?
しかし、わたしたちは、もれなく死にます。
生きているから死ぬ。
生があって死があります。

この瞑想では、最初のステージで呼吸を使って死の準備をします。

吸う息、吐く息。
吸う息とともに生き、
吐く息とともに死にます。

毎日たえまなくおこなっている呼吸のように、
わたしたちは瞬間ごとに生き、瞬間ごとに死んでいます。
生と死はうらおもて。
そして呼吸のはざまにはすきまがあります。

生と死のすきま。
瞑想で垣間見る「無」の瞬間に、
そのすきまを見ているのかもしれません。

「死」とはかならずしも、肉体の消滅、この世の生のおわりではありません。
人生のなかのあらゆる場面で、わたしたちは死に、そして生まれ変わっています。

もし日常の中で「死」を感じることがあれば、
それはあらたな誕生のきざしなのだと思います。

スートラ79

火が体をずっと昇っていくのを注視する……
爪先から上に昇り、体を焼き尽くして灰にするまで……
あなたを除いて。

 足元から火が上がってきて、徐々にからだを燃やし尽くしていく――
そのあとに、残ったものはなんですか?

このスートラだけでも実践してみると、あらたな発見があるかもしれません。 
日常生活の中で、ほんの数秒呼吸に意識を向けるだけでも、見えてくるものがありますよ。 

「Focus on Fire」では、祝福のダンスで生と死を祝い、しめくくります。体験してみたい方は、どうぞ、どぅるちゃん瞑想会へお越しください。
消毒グッズが完備された会場で、換気しながら人数限定で行っています。

12/24(木)クリスマス・イブは、踊りに没入するナタラジ瞑想、「Focus on Fire」は29日(火)です。

詳しくはHPをご覧ください。来年はオンライン瞑想会も始める予定です。

地の時代、風の時代、
どんな時代になっても、不変のものがあります。
それはじぶん自身のなかにあることを、覚えておいてくださいね。

 

あっ、ゴールデンライト瞑想はつづいてますよ!今日で16日目です。先はながい…

durdur321.hateblo.jp

Love,
Durga

※きょうのタイトル、やっぱりこれをおもいだす?

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藤原新也『メメント・モリ』